手・指の関節の疾患

こんにちは!
横浜市港南区港南台駅から徒歩2分にあるN-style整骨院です!

今回は前回に引き続き手・指の関節の疾患をご紹介します。

・へバーデン結節・ブシャール結節
40歳代以降の女性に多く発症する疾患で、指の関節が変形し曲がってしまう原因不明の変形性関節症です。
第1関節に起きたものをへバーデン結節、第2関節に起きたものをブシャール結節と呼びます。
しばしば関節リウマチと間違われることがありますが、自己免疫疾患ではなく局所的な変形性関節症なのでリウマチとは関係ありません。

症状は指関節が赤く腫れたり、曲がったりして痛みを伴う場合も多く関節の動きも悪くなり、握る動作が困難になります。
またへバーデン結節では第1関節近くに透き通った膨らみができることがあり、これは「ミューカスシスト」という粘液嚢腫です。

・マレットフィンガー(槌指)
手の指先を突いて突き指をした場合に多く発生する指の第1関節部分の怪我で、指先を伸ばすための腱が断裂、または指先の骨の付け根を剥離骨折してしまうために、指先を伸ばすことができなくなってしまいます。
腱が断裂した場合を「腱性マレットフィンガー」、剥離骨折や骨折を伴っている場合を「骨性マレットフィンガー」と呼びます。

症状は指の第1関節が下に曲がったままとなり自力で伸ばすことができなくなり、剥離骨折を伴う場合には第1関節の背側の腫れや圧痛が現れます。
ただの突き指と思い放置してしまうと指の機能障害や変形といった後遺症を残してしまいます。
治療は原則として保存療法で行い、第1関節を伸展位で6〜8週間固定します。
その後に指の関節運動を回復させるリハビリを行いますが、骨性マレットフィンガーでは骨折の程度が大きい場合には保存療法では治癒することが困難なために、手術が必要になることもあります。

手や指の痛みでお悩みの方はN-style整骨院にお気軽にご相談ください。

〒234-0054
横浜市港南区港南台4-7-21
N-style整骨院

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